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東宝・宝塚映画版『サザエさん』特集 第5作 『サザエさんの結婚』(1959.1) [1]
第5作は、1959年の正月映画第2弾として公開された。

『サザエさんの結婚』(1959.1) 宝塚映画、東宝配給
カラー・ワイド、90分、7巻・2459メートル。

サザエさん (江利チエミ) は やっと結婚できると思ったら、フグ田君 (小泉博) の大阪転勤で おあずけを食った状態。
そんな時、磯野家で結婚についての緊急家族会議が開かれた。
てっきり自分の事だとサザエさんはテレたのだが、お父さん (藤原釜足) が提案したのは、お母さん (清川虹子) と「結婚25年の銀婚式旅行に行きたい」という件だった。
むろん、満場一致の可決である。

サザエさんが両親を送り出したあと、大阪で旅館を経営する叔父夫婦・西野万造と ちえ (花菱アチャコと浪花千栄子) が、息子のノリオ君 (藤木悠) の勉学ぶりを視察に来た。
が、息子は酒とパチンコに熱中していることを知り、彼の本の間から女性とのツーショット写真が出てきてビックリ。
そんなノリオ君は、写真の太陽大学経済学部3年・浅利はま子さん (横山道代) との婚約を宣言する。
頭にきた叔父夫婦は学生結婚に大反対するが、サザエさんが調停役を買って出て、了承となる。

叔父夫婦は若い2人にアテられ、「自分たちも結婚して30年だが、新婚気分で2人きりになりたい」と無茶な要求を。
仕方なく叔父夫婦に留守番を任せ、サザエさんはカツオ・ワカメ (白田肇、松島トモ子と交代した猿若久美恵) と、父母の旅先である日光へ向うことに…。
彼女も、途中で出会った新婚夫婦たちにすっかりアテられ、つぶやいた。
「フグ田さん、早く東京へ帰ってきて」と。

フグ田君が、東京へやって来る。
待望の転勤か?違った。
九州旅行の時にサザエさんがライバル視した、フグ田君の友人でヅカガール・悦子さん (安西郷子) と、彼が勤めている東邦商事…東宝と書いたサイトもあるが、東邦らしい…社長 (志村喬) の令息・富岡君 (平田明彦) の結婚式に出席するためである。
サザエさんはフグ田君と一緒に結婚式に出席し、自分たちの式の参考にすることにした。

最初は、ノリオ君と はま子さんの会費1000円のチャッカリ結婚式だ。2人は会費徴収係に廻された。
次は、悦子さんと富岡君の式へ。サザエさんは思わず、祝辞の代りに社長へフグ田君と自分のことを話し、東京転勤を頼んでしまう。
マズかったかしら ? あとでサザエさん、すっかりショゲた。

ノリスケ同様に結婚して出ていった、ノリオ君のあと磯野家の二階へ下宿に来たのは、東宝映画のニューフェース・平目スナ子さん (雪村いづみ)。
初の大役で出演する映画も撮影中の、若手女優だ。
サザエさんのお父さんが、昔 世話になった方の娘だという。
彼女は、社長の入った人間ドックへ看護婦に化けて入りこみ、フグ田君の東京転勤の確定を直接 聞いてきてくれた。
新居をどうするか考えはじめたサザエさん。スナ子さんの転居が急に決まって、自宅の二階で新婚生活という段取りも付いた。

そんな時、フグ田君が美しい女性と買物をしていたという !
サザエさんは またしてもフクレたが、それは彼の妹の たい子さん (白川由美) だった。
「結婚式は ぜひ北海道で」という母親の伝言を持って来たのだ。
サザエさんとフグ田君の永すぎた春もやっと終り、2人は羽田から北海道へ向けて飛び立ったのである。
http://movie.walkerplus.com/mv25831/
より転載、一部訂正・改行。
http://www.ne.jp/asahi/gensou/kan/eigahyou41/
sazaesannokekkon.html

からは多くを得、ウィキも参照しました。

サザエさんも、ついに結婚。
カメオ出演も含む豪華な配役が組まれた、お祝いムードの作品だ。
本作公開の翌月、1959年2月に、江利チエミ本人も22歳で高倉健と結婚する。
映画と主演女優の人生がシンクロし、話題作りも事欠かなかったろう。

カツオ役の白田肇は そのままだが、ワカメ役が松島トモ子から猿若久美恵に交代。
前作で登場しなかった、柳家金語楼が山中老人役で再登場。
大阪の叔父夫婦の娘・環三千世は、恋人の山田真二と既に結婚しており、第6作以降にも登場する。

今回で最後の出演となる藤木悠と学生結婚する横山道代は、あまり知られていないが市川寿美礼のあとにラジオでサザエを演じた、サザエさん女優の1人でもある。

結婚式に呼ばれ歌を歌う学生たちに、佐原健二・江原達怡・加藤春哉が登場しているようだが、カメオ出演でクレジットに名は無いらしい。

江利とは三人娘シリーズで共演している盟友・雪村いづみが、若手女優役。
東宝撮影所で、雪村が出演する映画『素晴らしき結婚』の撮影 (彼女が歌うミュージカル場面) を見学するシーンでは、ワカメがサインをねだる俳優として加東大介と司葉子もカメオ出演。クレジットに名は無い。

『ゴジラ』で、志村喬が演じる博士の娘婿になるはずだった平田明彦。その2人が実際の親子役というのが、特撮ファン限定で面白い配役。

1作目で、甘味屋の看板娘役だった白川が、マスオの妹役で再登場。名は たい子、TVアニメではノリスケの妻の名だ。
三木東風という役で、三木のり平。夫人役は藤間紫。
悦子さんの父役・益田キートンも出演しているが、キネ旬の資料からは漏れている。

毎回違う役の森川信は、大川という社長秘書。沢村いき雄は、冒頭で風呂の薪に火を付けるサザエさんを手伝う (今度はホンモノの) クズ屋。
若水ヤエ子は、第3作でも看護婦役だったな。本作と同じ1959年には、日活で主演作「女中シリーズ」が作られている、当時の人気コメディエンヌだ。
資料では御用聞き役となっているが、脱線トリオの由利徹と南利明は、寿司屋店員とウナギ屋店員の役らしい。八波むと志は、今回出演せず。
丘寵児が、サザエさんのお父さんの友人・可児さんという役。
梅野公子は、第2作でフグ田君の母役だったはずだけど、東宝データベースでは山中老人の妻役として記載されている。
実際は どうなのか ?

ほかに宮田羊容、広瀬正一、ダーク・ダックス、日劇ダンシングチーム。
キネ旬の資料には、中年男役で市村俊幸の名があるけど、東宝データベースのキャスト表には無い。カメオ出演とは思えないが…。
| 長谷川町子の部屋 FEMALE MANGA ARTIST MACHIKO HASEGAWA | 12:02 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
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