2015.03.29 Sunday
1933年といえば、2月にもう1本、特撮シーンが有名な映画がアメリカで公開されていた。
『男子戦わざる可 (べ) からず』。
Men Must Fight の原題の方が知られているかも。
日本公開年がネット記事では不明だが、たぶん33年に公開されているだろう。
元は舞台劇。
第1次大戦から語りはじめる戦争メロドラマのようだが、制作時より近未来である1940年に話は飛び、第2次大戦が勃発。
ユーラシア国がアメリカ本土・ニューヨークを夜間爆撃する、映画ならではのスペクタクルシーンがある。
先述したアメリカの特撮マン、ネッド・マンが腕を振るった『来るべき世界』(1936 イギリス) にも、ロンドンを想定したエヴリタウンが1940年に夜間爆撃を受けるという、予見に満ちたシーンがあるが。
本作は3年以上前の制作にも かかわらず、出来映えは負けていない。
1920年代より、『ツェッペリン倫敦爆撃』(1929)『地獄の天使』(1930) など、飛行船が登場する戦争特撮映画が作られていたが、本作にも登場するようだ。
特撮担当者はクレジットされておらず、不明。
当時の事だから、キャメラマンとしてクレジットされたジョージ・J・フォルシー (1898 - 1988 マルクス兄弟の映画やミュージカルで活躍。息子は編集者として有名、ジョン・ランディス作品の製作も担当) が兼ねていたのかも。
戦後に『禁断の惑星』(1956) を撮影したフォルシーだが、本作には奇しくも監督のフレッド・M・ウィルコックスが助監督で参加していた。
『男子戦わざる可 (べ) からず』。
Men Must Fight の原題の方が知られているかも。
日本公開年がネット記事では不明だが、たぶん33年に公開されているだろう。
元は舞台劇。
第1次大戦から語りはじめる戦争メロドラマのようだが、制作時より近未来である1940年に話は飛び、第2次大戦が勃発。
ユーラシア国がアメリカ本土・ニューヨークを夜間爆撃する、映画ならではのスペクタクルシーンがある。
先述したアメリカの特撮マン、ネッド・マンが腕を振るった『来るべき世界』(1936 イギリス) にも、ロンドンを想定したエヴリタウンが1940年に夜間爆撃を受けるという、予見に満ちたシーンがあるが。
本作は3年以上前の制作にも かかわらず、出来映えは負けていない。
1920年代より、『ツェッペリン倫敦爆撃』(1929)『地獄の天使』(1930) など、飛行船が登場する戦争特撮映画が作られていたが、本作にも登場するようだ。
特撮担当者はクレジットされておらず、不明。
当時の事だから、キャメラマンとしてクレジットされたジョージ・J・フォルシー (1898 - 1988 マルクス兄弟の映画やミュージカルで活躍。息子は編集者として有名、ジョン・ランディス作品の製作も担当) が兼ねていたのかも。
戦後に『禁断の惑星』(1956) を撮影したフォルシーだが、本作には奇しくも監督のフレッド・M・ウィルコックスが助監督で参加していた。