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特撮10番勝負 2015 [5] ネッド・マンの世界崩壊特撮
1920年代から30年代の海外特撮は、

『ロスト・ワールド』『キング・コング』系モデルアニメ怪獣もの
『メトロポリス』『一九四〇年』『50年後の世界』系 SF未来都市もの
『超人対火星人』系コミック原作連続活劇 (シリアル) もの
『ツェッペリン倫敦襲撃』『地獄の天使』系 戦記もの
『バグダッドの盗賊』系ファンタジーもの
『ベン・ハー』『十誡』『ポンペイ最後の日』系 史劇もの
『海賊ブラッド』系 帆船海洋アクションもの
『魔人ドラキュラ』『フランケンシュタイン』系 怪奇もの
『桑港』『シカゴ』系 ディザスター・災害もの
『空中レビュー時代』『オズの魔法使』系 ミュージカルもの

などに使われ進化したが、世界崩壊系のスペクタクル映画も作られた。

彗星の地球激突危機とパニックを描く、アベル・ガンス監督のフランス映画『世界の終り』(1931) は有名だが、日本公開は1935年とかなり遅い。

特撮は、マット合成で有名なイギリスの特撮マン、W・パーシイ・デイ (1878 - 1965) である。

アメリカでは1933年、『キング・コング』メガヒットの後、RKOラジオ社が再び特撮大作『世界大洪水』を放った。
ニューヨークを襲う巨大地震とハリケーン !

都市崩壊スペクタクルは冒頭にあり、後は延々と文明復興に向けての人間ドラマが描かれる。
70分しかない映画としては、構成に賛否あろうが…。



このミニチュア特撮を指揮したのは、ネッド・マン (1893 - 1967)。
『来るべき世界』(1936 イギリス) では、堂々の一枚看板でクレジットされた、有名なアメリカ人特撮マンだ。
| 今週のわたくし2015 SUBCULTURE DIARY 2015 | 10:57 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
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