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特撮10番勝負 2015 [2] 人間タンク
淀川長治 (1909 - 98) がポリゴン風CGで復活した、動画配信サービスHuluのCMは好評らしい。

日曜洋画劇場でロボットが登場するSF映画を放送すると、淀川解説で たびたび名が出たのが『人間タンク』(1919) というアメリカ映画である。
原題は、The Master Mystery。
『ロボコップ』が1990年に初放送されたときも、語っていた。
幼い頃、相当グッと来た作品なのだろう。

脱出王として知られた大奇術師、ハンガリーで生まれアメリカで活躍したハリー・フーディーニ (1874 - 1926) が仲間と作った映画会社の第1回作品。
とうぜん主演だが、監督はしていない。
ネット情報だと、全15話のサイレント連続活劇で、IMDbによれば30巻に及ぶという。
おおまかに言うと、国際特許会社の権利を巡る内紛・陰謀劇に、黒幕の科学者が造った悪のロボットやガス兵器が絡む内容だ。
http://d.hatena.ne.jp/cinedict/20091008/1255013415
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:BlpCEALG_X8J:http://www.allcinema.net/
prog/show_c.php%3Fnum_c%3D52410%2B%E4%
BA%BA%E9%96%93%E3%82%BF%E3%83%B3%
E3%82%AF%E3%80%80%E6%97%A5%E6%9C%
AC%E5%85%AC%E9%96%8B&hl=ja&rls=GGLD,
GGLD:2004-44,GGLD:ja&prmd=ivns&strip=1

日本で封切られたのは、アメリカ公開の半年後。7巻で上映されたらしい。
大人気で、フーディーニに届いた日本からのファンレターは、今も保存されているという。
連続上映だったと思うが、23巻分の欠落を、弁士がしゃべくりで補ったのだろうか ?

で、どんなロボットが登場するかというと。

ロボット三等兵っぽいんですな !
前谷惟光 先生 (1917 - 74) は、どこかで ご覧になっていたのでは。

なお、劇中に登場するロボットは人間の脳を移植していると言われていたが。
爆弾で倒され調べると、実は中に人間が入っていたというオチだそうです。
でも、力は増幅させているわけで、パワードスーツの先駆だったんですね。

ウィキには、「映画史上初のロボットが登場」と書いてありますけど、我々がロボットと聞くと連想するブリキ缶っぽい造型物という意味で、これ以前にも「ロボット = 機械人形」が登場した作品は沢山あるようです。
それに、チャペックが戯曲「R.U.R. Rossum's Universal Robots」(1920) でロボットという造語を発明する1年前の映画ですから、『人間タンク』の劇中では、ロボットという名称は使われていなかったそうで。
Q the Automaton という名でした。
スーツアクターは、フロイド・ベックレイ (1877 - 1956) という俳優。
最晩年までテレビで活躍していたそうです。
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