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映画『大佛廻国』のことを、わたくしなりに [7]
大仏は、大須観音へ。
地元紙に載った特撮場面のスチルを見ると、五重塔の屋根に立つ相輪に手をかけており、ミニチュアセットが作られているようだ。
ネット上にあった実景絵葉書 (明治24年) と比較しても、良く出来ていることが判る。
上映館である大須世界館は直近のはずで、観客は さぞや驚いたことだろう。

松坂屋の名古屋店 (1910年開業) と大仏。

チラシに使われている特撮場面のスチル、建物の真横に大仏が立っているので、ミニチュアセットだと思われる。

破壊は しないだろうから、建物の写真を利用したグラスワーク (ガラスに描いた絵・ガラスに貼った写真越しに撮影する特撮技法。ミニチュアやセット費用の節約になるほか、画面に奥行きも出せる) かと思ったが、違うようだ。

戦前の松坂屋の絵葉書。

ミニチュアの精度が、かなりのものと判る。

建物の場合、ベストの撮影ポジションというのは必ずあるが、スチルと絵葉書は まったく同じ構図。
ミニチュア資料写真として、ズバリこの絵葉書が使われている可能性もある。

ロケ地として、大津町の名が挙がっていたが。
松坂屋前の道路はその沿線、現在は大津通と呼ばれている。
名古屋を南北に抜ける、メインストリートのひとつだ。
| 今週のわたくし2015 SUBCULTURE DIARY 2015 | 08:02 | comments(2) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
コメント
初めてコメントさせて頂きます。「妖蛇荘の魔王」を検索していて、たまたま、こちらにお邪魔することになりました。「大沸」は、以前コミケで白衣の方が研究本を売っておられましたが、昨年、河出の本を読み、ますます興味が沸いてきました。小山様の考察も、わくわくして拝読しております。今後も御健筆を期待しております。
| 豆はんてん | 2015/01/13 11:16 AM |
豆はんてん様、はじめまして。
お読み頂き、ありがとうございます。
2月までの予定で、断続的に気になったことを書いてゆきますが、誤りや指摘ありましたら、是非コメント下さいませ。

『妖蛇荘の魔王』って知らなかったですが、エド・キーンとか高木新平が出てるんですね。高木は造型にも関わっているんでしょうか。

「日本怪獣映画前史」、読んでみたいんですが今だ手に入りません。
お持ちですか?
アレを入手出来ていたら、自分で『大佛』調べをしようなんて思わなかったんですが…。
| J・KOYAMA | 2015/01/14 8:00 AM |
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