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李香蘭 = 山口淑子、アジア・日本・ハリウッド [36]
『白夫人の妖恋』が撮影終了する直前の1956年4月中旬、山口淑子はアメリカからの電話を受ける。
舞台のミュージカル『シャングリラ』出演依頼だ。
現在、ニューヨーク・ブロードウェイ公演に向け全米各地を巡演中。
今度はボストンだが「主演のスペイン系女優が良くなく、山口に出て欲しい」という。
彼女の役は、ヒマラヤ山中の桃源郷 (後年、その代名詞となるシャングリラ) に住む美女、ゴールデン・ベル。
迷い込んだアメリカ人技師を慕って ここから出た途端、老婆に なってしまう。
2幕22場の大作だった。

『シャングリラ』は、1933年に発表されたジェームズ・ヒルトンの小説 Lost Horizon が原作。
2度 映画化されている。
フランク・キャプラ監督版『失はれた地平線』(1937) では、マリアという役名でマーゴ (のち、エディ・アルバート夫人となった) が。 
後年のチャールズ・ジャロット監督版『失われた地平線』(1972) でもマリアという役名で、オリヴィア・ハッセーが演じている。

即座にOK。
先方の手回しも良く、航空券や台本が既に日本へ発送されていた。
山口は撮影終了後、機内で歌を覚えつつ、ボストンヘ飛ぶ。
経由するニューヨークの空港では、彼女の衣装を急遽 作るべく採寸するスタッフが待機。
ボストンに着くなり2週間の稽古、初日から出演する強行軍であった。

そして、ブロードウェイの檜舞台へ。
初日は、1956年6月13日。
場所は、『キャッツ』長期公演 (初演は1982年10月) で知られる、ウィンター・ガーデン劇場であった。
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