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李香蘭 = 山口淑子、アジア・日本・ハリウッド [35]
山口淑子は、本格的なワイヤーワークによる飛翔を、日本映画で初めて演じた女優でもある。
『白夫人の妖恋』のラストシーンだ。

白蛇の精と一般男性の、道ならぬ愛。
一度は男が逃げたものの、やはり惹かれあう。
だが、現世では上手くいかぬことが多すぎる。
禅師の温情 ? で、2人は邪魔するものがない蓬莱の国へと昇天してゆく…というファンタジックなラストシーン。

池部良と一緒に、多重露光で天上へ舞い上がってゆく特撮は実にスムーズ。
スタントなしで、アクロバットみたいなポーズも。
撮影の富岡素敬によれば、山口は「吊られたことない」「怖い怖い」と騒ぎ、大変だったとか。
そりゃそうでしょう。

『七人の侍』や特撮モノなど、東宝映画で幾多の仕掛けを考案した小道具の山本久蔵が、ピアノ線での人体吊りを担当。
自分と奥様を実験台に、大スターに危険がないようテストをしていた。

人間を吊るワイヤーワークは、次作『空の大怪獣ラドン』で、人間の入った着ぐるみを吊る大技に発展してゆく。
| 今週のわたくし2014 SUBCULTURE DIARY 2014 | 11:24 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
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