タイトル画像 番外地 TOPへ
since 2005,   renewal 2009     logo

<< よも助さん のこと [1] | TOP | ハリウッド版ゴジラが また来る [7] >>

よも助さん のこと [2 完] プラス、わたくしのこと
よも助さん の自伝・私小説的内容な詩、お好きなRCサクセションの影響を受けているというよりは、 三上寛のニオイがする。
雑誌でいうと、RCサクセションは「宝島」的であるから…ホラ、やっぱり「ガロ」じゃないですか ?

店では今のところ話を聞いたことがないけど、よも助さん の詩には映画のネタが よく登場する。
このブログを隅々まで読んで頂ければ解って貰えるとおり、わたくしは特撮ヲタクを前面に出してはいるが、広い意味の映画ファンだから、よも助さん の嗜好は なんとなく判る。
トニー = 赤木圭一郎が お好きだそうで。
さらに、ある詩を読んで、大いに腑に落ちた。

馬場当先生のこと

ばばばばばばばば、ばばせんせえがしんでしまった
ぼくも馬場脚本ゼミの一員で卒業してからも数年間は接触があったのだけれど
最後に顔を見たのはいつだったのか、それはどんな折だったのか
てんで思い出せない
<午後の遺言状>で民宿の主人に扮した先生は いじらしく けなげだった
先生は新藤兼人のことを ほんとうにほんとうに好きだったのだ
ババババババババ、ババセンセエガイッテシマッタ

新藤兼人 監督『午後の遺言状』(1995) にチラッと出てくる印象的な風貌の民宿オヤジは、新藤ファンの脚本家・シナリオ講師だったのか !

馬場当 (ババ・マサル、アタル表記も 1926 - 2011)
松竹脚本部の戦後第1期生。
1950年の家城巳代治監督『花のおもかげ』をスタートに、『泥だらけの純情』『エデンの海』『乾いた花』や石橋正次版『あしたのジョー』ほかプログラムピクチュア多数。
東宝で再映画化された、百恵ちゃんの『エデンの海』も担当。
『ダイナマイトどんどん』と同時上映された珍品、『ギャンブル一家 チト度が過ぎる』は この人のオリジナル・シナリオでした。
何といっても代表作は1979年公開、佐木隆三原作・今村昌平監督『復讐するは我にあり』の脚色だろう。
第34回 毎日映画コンクール脚本賞、第3回 日本映画アカデミー賞 脚本賞受賞。
1983年の『卍』のあと暫く作品が無く、2002年の すずきじゅんいち監督『ひとりね』、2005年の竹中直人監督『さよならCOLOR』が脚本家としての最後の仕事だろうか。
なお映画初出演は1986年の『落葉樹』、99年の『生きたい』にも出ている。
悪性リンパ腫のため、84歳で死去。

そして、よも助さん もまた。
「走る酔っ払い」だけのヒトではなく、関東にある某・映画学校で勉強していた、本来は日本映画界に身を置いていたかも知れない方だったのだ !

と、いうわけで。
また店で会っても、場の流れから話題が映画の話に移る可能性は皆無かも知れませんが。
隅で時々 呑んでいるわたくしは、このブログに書いているようなモロモロを背負った映画ヲタクです、どうぞ宜しく。

…この町には、いろんな過去を背負った日本人が これからも多く流れてくるだろう。
わたくしも、その一員だ。
中には、こんな わたくしと若干の接点を持ってくれるヒトが居るのかもしれない。
そう思って、滞在中は いろんな呑み屋で一杯やっている。
だが人々は、その真の内面を見せることなく、すれ違い別れてゆく。
その割合は高く、95パーセントに達するであろう。
スグ群れたがる、カラッポの人たちも多いし…
それどころか、わたくしのオーラ無き風体から、コチラから話しかけているのに一瞥すら くれないヒトの何と多いこと。
受け答えは してくれても、聞こえているのに大声で「ハァ ?」と何度も聞き返されるイジワルは しばしばだ。
わたくし、自分で自分のことは よく判ってるつもりなんだが…やはりメゲる、アァ。

でも、そんな中で。
目を向けてくれた人が若干 居たから、わたくしは また あの町に行く。
そして。
今度は どんなヤツが流れてくるのか、楽しみでしょうがないんだ。

※ 追記…よも助さんは、その町の東方 約100キロにあるパヤオに拠点を移されたそうだ。(2014年6月12日)
| チェンマイところどころ2013〜 CHIANGMAI HERE AND THERE 2013〜 | 13:11 | comments(1) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
コメント
こんばんは!今日はありがとうございました〜( ´∀`)ノ
| くみ | 2014/05/22 12:04 AM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.koyama.mond.jp/trackback/873526
トラックバック