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2013年のマイベストを考える [2]
10位...CD「サザエさん音楽大全」
ファンが長らく待ちわびていたオリジナルBGMを含む、アニメ「サザエさん」初のコンプリート盤だが。
いかんせん、出るのが遅すぎた。
ブックレットの資料価値は高いが、アニメスタッフによるイラストが表紙の一枚だけというのも寂しい。 
ファンなら「もう少し高くなってもいいから、カラーで名場面の画撮も付けてくれ !」と思ったはず。

9位...恋するフォーチュンクッキー (AKB48)
いい曲だと思います、ずっと残るでしょう。

8.5位...「ウィリアム・ロス 映画人生五〇年」(ウィリアム・ロス/美智恵・ロス、染谷勝樹 編 ブイツーソリューション刊)
濃い映画ヲタクなら ずっと知りたいと思っていた、日本映画専門の外国人俳優たちの「正体」。
多くの娯楽作に顔を出し、日本映画やテレビ番組を吹き替えして海外に配給したウィリアム・ロス夫妻へのインタビューを通して、彼らの謎に迫った労作。
怪獣映画や戦争映画でお馴染みの、「在日外人俳優」作品リストも収録。
惜しいのは写真が一切 無い事と、ロス氏 以外はテレビ出演作リストが無いことか。
増補改訂版を、ぜひ出して頂きたい。

8位...Perfume のステージを観る
対バン・ツアー「ずっと好きだったんじゃけぇ〜さすらいの麺カタ Perfume FES !!」、名古屋では奥田民生と一緒だった。
奥田のアコースティック・ライヴも初めてナマで観て、とても良かったが。
ナマのPerfumeは、もっと素晴らしかった !
ダンスやスタイルの良さは認めても、容貌にナンクセつける御仁は、ステージを観てココロを入れ替えるべし。

7位...『怒りの日』(1943)
イマジカBSで偶然 観る。
原作はノルウェーの作家が書いた戯曲。
ナチ占領下のデンマークで作られ公開された、魔女狩りの嵐が吹き荒れる中世 (17世紀) が舞台の宗教ドラマである。モノクロ映画。

中年神父の若く美しい後妻が、神学校から故郷に帰ってきた先妻との間の息子と「いいムード」になる。
ワケあって、愛なき結婚をした後妻であるから。
やがて神父が「急死」。
家を厳格に仕切り、後妻を快く思っていない神父の老母 (神父も息子も彼女の精神的な支配下にあるという、マザコン描写が実に上手い) は黙っているはずもなく…。

この本筋と併行して。
拷問・裁判を受け魔女として火刑に処せられる、後妻の知り合いの太った老女 ヘルロフス・マーテがらみのシーンが凄い。

老女はポスターにも大きく描かれ、実は映画の“売り”だったことが判る…。
過激な拷問シーンこそ無いが、半裸にされるなど痛々しい描写と火刑に至るシーンの強烈さで、観たあと心に重いものが残った。

このマーテ役の女優 Anna Sviekier は さぞかしデンマークで有名な人かと思い、IMDbで調べると。
1872年 生まれ、映画出演は 70歳の頃の これ1本らしい。
舞台の人かなぁ。老女が半裸に なるシーンって、戦前のヨーロッパ映画では よくあったの ?
結婚歴は2度、1955年に亡くなっていた。

当時ヨーロッパでは、魔女狩りの火刑よりも酷い、ナチによるユダヤ人の計画的な虐殺が行われていたわけだが。
本国公開は1943年11月。
その前月の10月より、デンマークでもユダヤ人狩りが始まっていたという…。
本作が、時局への秘かなアンチテーゼを含んで作られたのか、よく判らない。
重い後味がないと映画を観た気になれない方は、必見。

カール・テオドール・ドライヤー監督。
| 今週のわたくし2013 SUBCULTURE DIARY 2013 | 09:53 | comments(3) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
コメント
『青い海のエルフィ』がサンテレビで30日に放送されるそうで。年末にかけてマイベスト変わりますかね?
| 枕 | 2013/12/29 6:57 PM |
これ、観たことないんですけど…海のナウシカ ?
キャラデ・小田部羊一、エルフィの声は島本須美て !
OHプロも協力しているので、才田さんとかも手伝ってるのか…。
| J・KOYAMA | 2013/12/29 10:09 PM |
私も見たことないんですよ。
埋もれているのはそれ相応の理由がありそうです。
とはいえ気にはなってるんですよねえ。
もちろん島本須美様がどんな演技をしているのかという一点で。(まったくこれだから、困ったもんだ)
| 枕 | 2013/12/30 12:36 AM |
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