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ダニエラ・ビアンキ 映画出演第6作 『虎は新鮮な肉を好む Le Tigre aime ia chair fraiche』(1964) [1]
007シリーズの大ヒットにより、世界的な流行となったスパイアクションのヌーヴェル・ヴァーグ、フレンチ・スタイル。

クロード・シャブロル監督は『007 危機一発 (ロシアより愛をこめて)』を観て気に入り、ビアンキさん をキャスティングしたんでしょうね。

日本版ポスターは『暗殺指令 虎は新鮮な肉を好む』になっていますが、“暗殺指令”は省かれている事が多いようです。
キネ旬の「ヨーロッパ映画作品全集」でも書いてなかったよ。

ビアンキさんは、ヒロインのトルコ大臣令嬢 メリカ・バスキン Mehlica Baskine 役。

例によってキネ旬データベースから引用します。改行・訂正あり。

アントワーヌ・フラショのオリジナル・ストーリーを、『ファントマ 危機脱出』のジャン・アランが脚色・台詞を担当、『二重の鍵』のクロード・シャブロルが監督した“虎”シリーズのアクションもの。
撮影は、『すばらしきセルジュ』以来シャブロルと組んでいるジャン・ラビエ (シャブロルの監督デビュー作『美しきセルジュ』(1957) のこと。日本では1999年に公開された。なお この映画の撮影はアンリ・ドカエと共同である) 、音楽は『新・七つの大罪』のピエール・ジャンセンが担当した。
フランス・イタリアの合作、モノクロ、90分 (最近国内で上映されたプリントは81分 ? LDは84分か ?) 。
日本公開1965年。

主演は、『若者のすべて』のロジェ・アナン。
リノ・ヴァンチュラのあとを継ぎスパイ映画・ゴリラシリーズ (1959年製作の『全部が獣(けだもの)だ』が日本公開されている) で人気を取った俳優で、原作者フラショは彼の変名。
続編は『スーパー・タイガー 黄金作戦』(1965) で、1968年に日本公開された。

フランスとトルコの間に結ばれることになった通商協定の中には、超音速ジェット戦闘機ミラージュ4型の売り渡し条項が含まれていた。
その矢先、トルコ商相バスキンと間違えられ、交渉にあたっていたフランス人顧問が何者かに暗殺された。
トルコ代表団をむかえるオルリー空港には、元国家保安局最高のエージェント=秘密諜報組織員で“虎”の異名をもつルイ・ラピエール (ロジェ・アナン) や、その仲間デュベ (ロジェ・デュマ) たちが警戒にあたっていた。だが同じ空港には、異様な風態の男が数人待ちかまえていた。
代表団が到着した。バスキン夫人 (マリア・モーバン) 、令嬢メリカ (ダニエラ・ビアンキ) 、秘書官クーバッシ (アントニオ・パッサリア、シャブロル監督と何度も組んだ俳優・製作・脚本・監督をこなす才人。別名アンソニー・パス) が同行してきたが、クーバッシの態度には何故か不審な点が多かった。

空港を見張るラピエールは小銃を操作する怪しい二人組を逮捕した。その日以来、ラピエールは護衛をかねて夫人、メリカをパリ見物に案内したが、ラピエールとメリカは次第に愛しあうようになった。
オペラ見物の晩、ラピエールが油断した隙に、メリカが誘拐された。
空港で捕えた二人組を自供させたラピエールはスパイ団が二組いることを知った。メリカを誘拐した白髪の男ドブロフスキー (マリオ・ダヴィド) 一派と、秘書官クーバッシをボスとするベニタ (ロジェ・ルデル) 一味だ。そしてクーバッシこそ、バスキン暗殺計画のボスだったのである。
まずドブロフスキーの本拠に乗りこんだラピエールはメリカを助け、彼ら一味を殴り倒したが、外にはベニタ一味が待ちかまえていた。
スクラップ工場につれていかれたラピエールが圧縮機で殺されそうになった時、現場に現れたクーバッシを追って刑事たちが救助にかけつけた。
激しい射ちあいのすえ、ベニタ一味は逮捕され、圧縮機にほうりこまれたクーバッシは、ショックのあまり息絶えてしまった。

スクラップ工場で人が車ともども潰される場面は、『007 ゴールドフィンガー』(英国公開は1964年9月) から『キック・アス』(2011) まで多くの映画・テレビに登場したが、本作品は64年11月フランス公開なので、『ゴールドフィンガー』の影響を さっそく受けているのかも知れない。

当時のシャブロル夫人で、女優のステファーヌ・オードランがノークレジット出演。
| イタリア女優 ダニエラ・ビアンキ〜ビアンキ姐さんの想い出 (ちょっとだけ再開) memories of DANIELA BIANCHI | 16:43 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
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