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きちんと観たことないけど、『怪獣マリンコング』特集 [12]

マリンコングの着ぐるみについて。

1960年代初頭のテレビ怪獣 着ぐるみとしては、口の開閉 = 口パクのギミックが装備されているのが素晴らしい。

日本のテレビ怪獣 第1号たる、『月光仮面』の巨猿マンモスコングにも口パクはあったが、造型者で自ら着ぐるみに入った俳優・高木新平の口の動きとマスクが連動した単純構造。
マンモスコングの口の中に、高木の口が見えたりするアップのカットもある。

怪獣の口パクをモーター仕掛けで するようになったのは、老舗の東宝怪獣でも1962年の『キングコング対ゴジラ』からだと聞く。
それ以前はワイヤー操作か、ギニョールのアップ用 人形で口開閉を表現したカットが多かった。
だがマリンコングは、暴れながら口を動かしている。
ワイヤー操作の、いわゆる“ヒモコン”で口の開閉をしているのか。

加えて、目に電飾が入っている。
ロボット怪獣だから目パチ (まばたき) は無いけれど、高山良策 手掛けるウルトラ怪獣の着ぐるみでお馴染みとなった目の電飾ギミックも、テレビ怪獣では「先駆」と言って良いだろう。

※ マリンコング以前の怪獣を思い返すと、東宝の場合はゴジラはじめ目が光らなかったが、ロボットのモゲラや、操演で動かしたロングショット用メガヌロン、ヤマタノオロチには目に電飾が仕込まれていた。

初めて単体写真を見たとき、誰もがマリンコングを「カワイイ」と感じるだろうが、本編ではアングルによって猛々しい表情も見せる。

この画撮が、マリンコングと断定出来るヒトは少ないでしょう ? スペクトルマンと戦った怪獣みたい。
なかなか、奥深い造型物ですな。

| 今週のわたくし2013 SUBCULTURE DIARY 2013 | 11:35 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
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