2013.06.07 Friday
6月5日の朝7時前、テレビを点けたら『ZIP !』(日テレ) をやっていて、『フランケンシュタイン対地底怪獣』 (1965 東宝) のスチールが映ったので驚く。
夏公開のアメリカ映画超大作『パシフィック・リム』の紹介で、監督のギレルモ・デル・トロが、日本のロボットアニメや怪獣映画を いかに愛しているかが語られていたのだった。
その中でも好きな作品として『機動警察パトレイバー』はともかく、朝から『フラバラ』て !
専門チャンネルなら判るが…近来の椿事と言うべし。
そんな監督が、溢れるオマージュを捧げつつ創り上げたのは、パシフィック・リム…環太平洋の深海から現れた巨大怪獣と戦う各国のロボットの話。
怪獣の死体 ? がロンギヌスの槍みたく空母で輸送されてる画、ロボットがヘリで吊られてる様子や、2名のパイロットがシンクロしながら操縦する設定には、『エヴァ』の影響を感じないわけには いかない。
数種類 登場する怪獣のデザインは、予告編などで観る限り『クローバーフィールド』風な生物感だが、なんか昔、アニメで観たようなフォルムだ。
例えば、メカザウルスの中にいそうな。
ロボットが、タンカー船を棍棒代わりにして怪獣をブン殴るような豪快さ…もしや『ゲッターロボ』の影響では ?
デル・トロ監督が、作品のベースとして「真に」オマージュ捧げているのって、石川賢のマンガ的 世界では ??
そして環太平洋の深海に、恐竜帝国ならぬ怪獣 (海獣) 帝国が あるのでは ???
アメリカのロボットは対決の時、ロボット馬に乗ったり、地面から秘密兵器の巨大ライフルを入れた棺桶を引きずり出したりして (笑)。