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総天然色ウルトラQ 『鳥を見た』 [3]
流用カットの比較をしてみたくなった。
『空の大怪獣ラドン』ファンの語り草となっている、当時福岡・博多に実在したらしい施設を精密再現した“豊楽遊技場”ミニチュアに、ラドンの羽ばたきで吹き飛んだ車が突っこむカットにしよう。
渡辺明特撮美術監督の下、昨年末に今までの仕事をまとめた書籍がキネ旬から出版された、井上泰幸が現場で腕を振るった。井上は当時、ミニチュア製作のロケハンにも参加し、現地で建物をスケッチ・採寸している。

『ラドン』は、国産怪獣映画初の総天然色 = イーストマン・カラー作品。

であるからして、このカットは『鳥を見た』流用時にモノクロ変換され…今回また、カラーライズされるという不思議な経緯を辿ったのである。

アメリカの彩色スタッフには『ラドン』の映像資料も送られたのか、横転しニクロム線が見える電車のミニチュアカットなどオリジナルに忠実な色付けだが、豊楽遊技場は赤文字ロゴが再現されていない等 ちょっと違うことをご確認頂きたい。
さらに、かなり退色したプリントから繋ぎ込まれたのか、『ラドン』では青地に白文字クッキリの“パチンコ”看板が『鳥を見た』では殆ど読めない。

そして特記しておきたいのだが…今回『ラドン』DVDを画撮して気が付いたけれど、画面両端が少し削られているのにお気付きか。
スタンダードサイズの画面比率的には問題ないのだが、意外や『鳥を見た』流用時の方が「フィルムに記録された情報を正確に伝えてくれている」のである !
ブルーレイ版はどうなのか…ソフトを持ってるファンの方、確認してやって下さい。

※ わたくしは画撮カットを使用させていただく時、見栄えを考え画面の隅をトリミングする事がある。今回はトリミングしていない事を見てもらえるよう、上下左右に黒味を残しアップしておいた。
| 『総天然色ウルトラQ』を観ながら思い出した、いくつかの事柄 (再開中) talk about ULTRA Q in color | 10:29 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
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