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『ワイルド7』 の・ようなもの
昔から、どうも望月三起也のマンガが苦手だ。
画がアメコミっぽいから嫌、とか そういうリクツがあるワケじゃなく、何となく食指が動かない。「読めない」のだ。
小学校の4年生頃まで「少年キング」が家に毎週届けられる環境にあっても (親戚が某社の寮母をしており、寮生の読んだ古本を貰えたのだ)、氏の連載に興味がなかったわたくし。
ハイジャック事件あたりまでの「ワイルド7」ヒット・コミックス版も、貰ったのが家にあったが読まなかった。
ずっと後、代表作だからというので「ワイルド7」だけは何巻か立ち読みし、画の上手さや面白さは理解出来たが、コミックスを買いそろえたいという衝動には ついぞ結びつかん。現在も状況は変わっていない。
実写テレビシリーズは、1回くらい観たかな ? 程度。

バイク・メカのギミックへの興味だけでアオシマのプラモは1個だけ買ってみたが、やはりグッと来るものは なかった。

こんな、作品に思い入れのないヒトが今回の実写映画版『ワイルド7』を試写で観たら…どうだったか。
力作でも佳作でもないが、無難なアクション映画として、いちおう鑑賞に堪えると思った。特に冒頭10分ほどの銀行強盗退治シークエンスの緊迫感は よろしい。
監督は『踊る大捜査線』シリーズ (助監督、セカンドユニット監督) や『海猿』シリーズの 羽住英一郎 だが (『おっぱいバレー』だって撮ってるぞ)、今回は適任だったのかなぁ。

凶悪犯を「始末」出来る権限を持った、元・凶悪犯である7人グループ (ワイルド7。 瑛太、椎名桔平、宇梶剛士、関ジャニ∞ の丸山隆平 ほか) のキャラ描き分けがイマイチ。マルチ画面を使って努力したシーンもあるけどね。
その代わり、彼らを束ねる警視正役の 中井貴一 が目立つこと目立つこと !
♪それは、いい〜こと…なのか ?
あと、ワイルドさを強調するための演出なのか、登場人物の喫煙率が高いのも気になる。記者役の 要 潤 までヘビースモーカーとは。
タイで公開されたら、ボカシ入れまくられるぞ。

中盤、テロリスト系悪玉が殺人ウイルスを積んだ飛行船を首都上空に飛ばすシークエンスが『機動警察パトレイバー2』を想起させるんで決めたわけじゃあなかろうが、音楽は 川井憲次。キャッチーな曲がないのが惜しまれる。

7人が最後に対決するのは、ワイルド7を抹殺しようとする公安調査省情報機関・PSU の責任者 (裏で、起きた事件を利用し金儲けをしている)。どことなく 船越英一郎 に似た男優が演じているが、吉田剛太郎 という名だそうな。

ハリウッド版『ゴジラ』公開時「これがゴジラを名乗らない別の怪獣映画なら、もっと評価出来た」と言うヒトがいたが、この映画も『ワイルド7』を名乗らず、単なるバイクアクション映画にした方が良かったんじゃないか…と思いつつ、帰ってきた。

「オイオイ、7人のメンバーに女性参入 (本仮屋ユイカ じゃない方ね) かよ !」な、続編を匂わせる終わり方だが、もし作るならこんな感じ↓の合成がキマっていた、テロリストに占拠された衛星ロケット打ち上げセンター ? に向かう今回のラストシーンから始めて、戦闘をキッチリ描いてほしいな。

※ ジャッキー・チェン映画や『時かけ』のエンディングみたく、撮影風景ビデオをエンドクレジットに流す“趣向”もヤメてほしかった。
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