タイトル画像 番外地 TOPへ
since 2005,   renewal 2009     logo

<< 『メトロポリス』を久しぶりに観る [8 完] | TOP | チェンマイの小さなレストラン・キャットハウス [1] >>

人のフリ見て…タイ、原発導入に「待った」
newsclip より。

http://www.newsclip.be/news/2011322_030366.html
タイ国立開発行政研究院 (NIDA) が3月17・18日にタイ全国で行った世論調査で、回答者 (1,205人) の72.7%が「原子力発電所導入に反対」だった。「賛成」は16.2%。
また、「東日本大震災のような災害にタイが対応できるか」という質問には62.4%が「不可能」、32.7%が「可能」と答えた。
「不可能」の理由には「経験がない」「タイ人は規律がない」「タイ人は自分勝手」といった意見が上がった。

う〜む。

毎日新聞より。
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/
20110325k0000m030111000c.html

タイのアピシット首相は3月24日、当地の国会内で毎日新聞などと会見。
福島第1原発の放射能漏えい事故を受け、原発建設の中止を視野に入れた電源開発計画の再検討を行うと表明した。
タイでは3月11日の東日本大震災後、原発建設に否定的な世論が高まっており、現政権下では原発新設は事実上困難とみられる。
首相は「決定ではない」と断ったうえで、「日本の事故の詳細を検討し、今後1、2年で (原発建設の是非を) 決める」と述べた。
また「政府決定前に地元住民の声を聞く必要がある」と語り、建設候補地で起きている建設反対運動を考慮する姿勢を強調した。

経済成長に伴う電力需要増を見越した現行の電源開発計画は、2020年までに100万キロワット級の原発第1号機を稼働させ、その後5基に増やすというもの。発電公社はすでに建設の予備調査に着手し、中国や日本の関係企業と技術協力協定を結んでいた (2010年11月に、日本原子力発電と。もちろん本契約は未定である)。

数年経ち「喉元すぎれば…」という感じもあるが、福島の事態が今日 (3月26日午後) 現在 依然予断を許さず、思った以上の大事だと判明した今、再考する時間のある国々は本気で考え直した方が良いと思う。
ましてや、アジア屈指の農業国ならば…。

オマケ。2008年、チェンマイに逗留していたときテレビで流れていた、タイの原発啓蒙アニメ。
安全性神話を植え付けるには まずコドモから…この戦略、どこの国でも同じですね。

| チェンマイところどころ2011 CHIANGMAI HERE AND THERE 2011 | 16:20 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
コメント
コメントする