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2010年のマイベストを考える [3]
5位...AKB48「桜の栞」
長年、秋元康の戦略には「もういいよ、アザトすぎるし」としか思っていなかったオヤジを掴んだこの一曲。卒業シーズンに向けた、シンプルすぎる合唱曲なのだが…。
毎年、メンバーを変えながら歌い継いで頂きたい。脱帽。

4位...連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の再現原稿…と女児
売れないマンガ家のビンボー生活を丹念に追って共感を呼んだ本作のもうひとつの魅力、それは描きかけ状態の原稿の再現っぷりにもあった。
少年マガジン版「悪魔くん」の頃から水木マンガを読んできた者としては、印象に残っている“あのページ”の製作風景が観られるというだけでもドキドキ。緻密な背景 (池上遼一やつげ義春が担当していた) がキモの水木マンガであるから、その原稿再現には苦労があったと思う。本編で使われなかった原稿も多々あるようだし、どっかで展示してもらえないですかね ?

あと、これはご趣味のヒトじゃなくても皆思ってるはずだが…女児たちがカワイかった ! 特に藍子役の篠川桃音ちゃん。彼女を主役に、日本版『ミツバチのささやき』みたいな作品を撮ってもらえないかな ? 識者の英断に期待します。

は、早くしないと…大きくなっちゃうぞ (爆)!

3位...竹内博、畢生の一冊「定本 円谷英二評論随筆集成」
次々と鬼籍に入ってゆく東宝特撮黄金期スタッフへのインタビューをメインにした、洋泉社の一連の特撮本は優れた仕事だが、そこに関わっていない特撮研究の第一人者も黙ってはいなかった。
東宝特撮の総帥・円谷英二が書き残した文章の一大集成が完成し、映画本で有名なワイズ出版から刊行されたのである。
編者・竹内博氏の文献収集ぶりについては、「宇宙船」の連載など1980年代からリアルタイムで書かれていたが、ついに一冊にまとまる日が来たのだ。
巻頭文には、「此の書を以って、後の君子を俟つ」という後続研究者への期待や「全巻に亘って、詳細な註と索引を付けるべきであるが、私にはその時間が無い」といった言葉も見受けられ、竹内老いたり ? の印象もあるが…これはやや謙遜であり、また「註など不要の、上級者しか相手にしていない本なんだよ」という宣言であろう。

集められた記事から、いろいろな事が見えてくる。
1930年代すでに、特撮が評判になった海外作品を合評する試みがあったのが意外だし、『ハワイ・マレー沖海戦』の「真珠湾のミニチュアセットは、軍部が資料を提供せず、新聞記事の小さな写真から割り出され作られた」という定説は、戦後になってから円谷が語った“政治的意味を持つ前言撤回”であり、戦時中には「海軍から攻撃当時の記録写真提供を受けた」旨キチンと語っていたことも分かって興味深い。
読みこめば、さらなる発見があるはずだ。
竹内氏にはまだまだやって頂きたい事が多い。韓国映画『大沈清伝』や『エド・サリバン ショー』の円谷出演回発掘、舞台へ提供した特撮映像の紹介などなど。
そして…「ライフ」誌が『ラドン』のカラー写真を1000枚も撮っていた話は本当だろうか ? 大伴昌司の語っていたコトらしいが。発掘され許可が下りれば、素晴らしいメイキング写真集が1冊出来るだろう。
あと、今年の始めにイロイロと考察させて頂きましたが、“ゴジラの200万年問題”についての、21世紀版回答もひとつヨロシク !

2位...海洋堂の特撮リボルテック モゲラ
可動ぶりや佇まいを含め、TOYの『地球防衛軍』版モゲラとしては言うことなし。マーカライト・ファープのオマケも嬉しい。
同シリーズのメーサー車、出来は割とフツーでこちらの過大な期待を越えられなかった、残念なり。
| 今週のわたくし2010 SUBCULTURE DIARY 2010 | 18:27 | comments(0) | - | ↑PAGE TOP
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