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アギーレ・神の怒り
映画を観て、そうそう驚くこともなくなった20代のはじめ、たまたま観たこの西ドイツ映画には仰天。
開巻、霧に包まれたけわしい断崖を下りてくる豆粒のような人々をとらえたロングショットだけですっかりヤラれました。
役者に対する過酷な要求がスクリーンにみなぎって、ヴェルナー・ヘルツォーク監督とマカロニウエスタンでよく見かけた怪優クラウス・キンスキーの狂気のコラボレーションに目がはなせなくなります。

1500年代の中盤、黄金郷を求めアマゾン奥地に分け入る征服者ピサロの軍隊。
彼らが自然の猛威と原住民の攻撃で全滅する様を描いた物語です。
ラスト、筏の上で錆び付く大砲、一人また一人と弓矢で殺されていく兵士。
いつの間にかわらわらと現れる小猿の群れと狂気のリーダー役・キンスキー。
ポポル・ヴーの音楽も含め完璧です。

副読本代わりとして、ヘルツォークがキンスキーとの日々を回想したドキュメンタリー映画『キンスキー 我が最愛の敵』(1999)もお勧め。
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