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マイベスト映画2015 ブログ10周年記念
このブログがスタートしたのは、2005年3月。
その年と翌年に、マイベスト映画を選んだことがあって。
あれから10年。
「これも入れておきたい」という作品を加え、おさらいしてみました。
制作ならびに日本劇場公開年度、最初に観たのは何時か、若干の感想も、出来る限り付記。
では、まいりましょう。

『街の灯』(1931 アメリカ) 34年日本公開、73年リバイバル
チャップリン代表作の連続リバイバル上映、「ビバ ! チャップリン」で初見。
ひょっとしたら、生涯でイチバン好きな映画は、これになるかも。

『キング・コング』(1933 アメリカ) 同年日本公開、戦後もリバイバル
断片はテレビで観ていたと思うが、ノーカット版は81年に芦屋小雁氏所蔵の16ミリ上映会で、『盗まれた街』と一緒に初見。同年、テレビで初録画している。

『荒野の決闘』(1946 アメリカ) 47年日本公開 62年 83年 (『いとしのクレメンタイン 荒野の決闘』と改題) リバイバル
76年にテレビで初見、劇場で観ていない。

『不思議の国のアリス』(1951 アメリカ) アニメ 53年日本公開 73年 87年リバイバル
79年にテレビで初見。

『宇宙戦争』(1953 アメリカ) 同年日本公開
71年にテレビで初見。
2005年のスピルバーグ版は初見の印象が「こんなモン ?」だったが、観返すうち怖さが増し、スピルバーグ映画ベスト5に入れたい気分になった。

『七人の侍』(1954.4 日本・東宝) 67年短縮版、75年 91年完全版リバイバル
76年にテレビで初見。前・後編だった。

『眼下の敵』(1957 アメリカ・西独) 58年日本公開
73年にテレビで初見。
クルト・ユルゲンスのUボート艦長をカッコイイと思う。
最近、イーストウッドがワンカット出演しているのを知り、ビックリ。
ダリル・F・ザナック御大まで、機関士役でカメオ出演しているという。

『最後の航海』(1960 アメリカ) 同年日本公開
70年代初頭にテレビで初見。

『椿三十郎』(1962.1 日本・東宝)
79年に黒澤3本立て上映で観る。

『キングコング対ゴジラ』(1962.8 東宝) 70年 77年短縮版リバイバル
70年に東宝チャンピオンまつりで初見。
ほぼノーカット版は、86年にビデオで観る。

『史上最大の作戦』(1962 アメリカ) 同年日本公開、78年リバイバル
74年にテレビで初見。前・後編だった。

『大脱走』(1963 アメリカ) 同年日本公開、70年 2004年リバイバル
71年にテレビで初見。前・後編だった。

『007 ロシアより愛をこめて』= 『007 危機一発』(1963 イギリス) 64年日本公開、72年リバイバル
75年にテレビで初見。ビアンキさんが好き。

『海底軍艦』(1963.12 東宝) 68年短縮版リバイバル
68年にリバイバルで初見。
ノーカット版はビデオで初見のはずだが、ゴジラ1983復活フェスティバルだったかも。

『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』(1964) 同年日本公開
76年にテレビで初見。

『グレートレース』(1965 アメリカ) 同年日本公開 71年 ? リバイバル
74年にテレビで初見。前・後編だった。

『続 夕陽のガンマン 地獄の決斗』(1966 イタリア) 67年日本公開
75年にテレビで、4割ほどカットされた版を初見。劇場で観ていない。

『まぼろしの市街戦』(1966 フランス・イタリア) 67年日本公開
74年にテレビで初見、劇場で観ていない。

『恐竜100万年』(1966 イギリス) 67年日本公開
公開時、父と劇場で観た。
ちなみに、外国映画で最初に観た映画は、やはり父と行ったフランク・シナトラ主演の戦争大作『脱走特急』(1965) らしい。

『007 カジノ・ロワイヤル』(1967 イギリス) 同年日本公開
70年代にテレビで初見。「前・後編」だった記憶があるけど…。
72年に、90分枠時代の水曜ロードショーで「前・後編ほぼノーカット初放送」した時は、観ていないはず。
76年10月の土曜映画劇場では、90分枠にまとめた4割カットの超短縮版だった。
すると、わたくしが観たのは、水曜ロードショーの素材を使った別の放送だったのか ? 記録なし。
80年代中盤に、ほぼノーカットで吹き替え版が深夜に放送された。
筒井康隆が日記で、ビデオ録画できた喜びを綴っている。
結局、ノーカット版はレンタルビデオで初見。
吹き替え版は、88年に深夜放送で録画できた。

以下の映画は、試写会・日本劇場初公開時に観ている (はず)。
『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』(1967.3 日本・大映)

『吸血鬼ゴケミドロ』(1968.8 日本・松竹)

『アギーレ・神の怒り』(1972 西独) 83年日本公開

『パンダコパンダ』『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』(1972.12 73.3 日本・東宝) アニメ

『ミスター・ノーボディ』(1973 イタリア・フランス・西独) 75年日本公開

『燃えよドラゴン』(1973 アメリカ) 同年日本公開、75年 78年 82年 97年…何度もリバイバル

『サブウェイ・パニック』(1974 アメリカ) 75年日本公開
後年ビデオで再見したら、それほどでもなかったが、オチは最高。

『イレイザーヘッド』(1977 アメリカ) 81年日本公開 93年 2009年リバイバル
ダークサイドに響く、至高のモノクロ映画。
池波正太郎が観て、衝撃を受けていたとは意外。

『007 私を愛したスパイ』(1977 イギリス) 同年日本公開
マイベスト007映画って、実はコレ。

『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』(1980アメリカ) 同年日本公開、97年改訂版である特別篇公開

『アトミック・カフェ』(1982アメリカ) ドキュメンタリー 83年日本公開、NHKで84年春に短縮版も放送

『ブレードランナー』(1982アメリカ・香港) 同年日本公開、92年最終版公開

『ライトスタッフ』(1983 アメリカ) 84年日本公開
劇場では、30分カットされていた。
数年後、レンタル開始されたワーナーホームビデオでノーカット版を観る。

『カメレオンマン』(1983 アメリカ) 84年日本公開

『時をかける少女』(1983.7 日本・角川)

『エクスプローラーズ』(1985 アメリカ) 86年日本公開
ジュブナイルSFの傑作。特撮最高。

『となりのトトロ』(1988.4 東宝) アニメ

『その男、凶暴につき』(1989.8 日本・松竹富士)

『髪結いの亭主』(1990 フランス) 91年日本公開

『愛を弾く女』(1992 フランス) 93年日本公開

『機動警察パトレイバー2 the Movie』(1993.8 日本・松竹富士) アニメ
押井守の最高傑作と思う。

『ガメラ2 レギオン襲来』(1996.7 大映)
配給は東宝だった。

『マーズ・アタック !』(1996 アメリカ) 97年日本公開

『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 Air / まごころを、君に』(1997.7 日本・東映) アニメ

『天下无双』(2002 香港) 日本未公開
DVDにて初見。

『おばあちゃんの家』(2002 韓国) 03年日本公開
テレビで初見。おばあちゃん子は反省・号泣必至。

『フェーンチャン ぼくの恋人』(2003 タイ) 2005年日本公開
公開時に劇場にて。

『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』(2004 アメリカ) 同年日本公開
機内映画で初見。
ケリー・コンラン監督、その後どうしちゃったの ?

これ以降の映画で、マイベストに加えたいモノは…今のところ無い。
10年後、ブログが続いていれば、2025年版マイベスト映画を また書きたいと思います。
| 映画マイベスト (ひとまず完結) ALL TIME MY BEST MOVIES | 11:08 | comments(2) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP

映画マイベスト完結編 これでいいのかな
自分のマイベスト10本からはいちおう外れましたが、『天下無双』と入替可能なもう10本と3本です、ドウゾ。

『史上最大の作戦』(1962)
ノルマンディ上陸作戦を描く戦争映画の金字塔。
米英独仏のオールスターキャストと物量、移動撮影を駆使した戦闘シークエンスは何度観ても凄い。

『大脱走』(1963)
ドイツの収容所から集団脱走を試みる連合軍将兵たち。
これもオールスターキャストの戦争活劇で、自分がどの役をやるか、というゴッコ遊びをした記憶もある。
フジテレビのゴールデン洋画劇場で映画を“学んだ”世代には忘れられない一本。
エルマー・バーンスタインの音楽も超有名。

『博士の異常な愛情(以下略)』(1964)
狂った司令官の命令から核戦争が勃発してしまう、黒い笑いの喜劇。
スタンリー・キューブリック監督のセンス爆発、ラストのキノコ雲映像にヴェラ・リンの歌う“また逢いましょう”が流れるまで目が離せません。

『続 夕陽のガンマン 地獄の決斗』(1966)
南北戦争のさなか。悪いヤツ、汚いヤツ、(見方によっては)いいヒトの3人が隠し金を追う。
マカロニウエスタンの最高作の一本、汚いやつを演じるイーライ・ウォーラックの演技が絶妙。
エンニオ・モリコーネの音楽が当然のごとくイイ。

『まぼろしの市街戦』(1966)
第一次大戦中のフランス、ドイツ軍によって爆弾が仕掛けられた町に残っているのは精神病院の患者たちだけ。そこにイギリス軍の斥候がやって来る。
ジョヌヴィエーヴ・ビジョルドがカワイイ。

『ミスター・ノーボディ』(1973)
西部の早撃ちガンマン世代交代劇・・・か?
テレンス・ヒルとヘンリー・フォンダ共演のコミカル・マカロニウエスタン。
エンニオ・モリコーネのスコアが大好きだ!

『ブレードランナー』(1982)
反逆し、何かを成すため地球に帰還した人造人間たちを追うデッカード。
世界のSF映像に革命を与えた2019年11月のロサンゼルス大鳥瞰図。
ショーン・ヤングが奇跡的に美しい。
加えてヴァンゲリスの音楽。
最終版は認めないぞ!ハッピーエンド版の復活を切に望みます。

『ライトスタッフ』(1983)
全編面白いとは言わないが、テスト飛行士チャック・イエーガーが人類ではじめて音速を突破するシークエンスは何度観ても涙が出る。
ビル・コンティの音楽がまたよし。

『時をかける少女』(1983)
筒井康隆、原田知世、大林宣彦、尾道。
この映画を挙げるのはたぶん世代的なものなのでしょうね。

『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 まごころを、君に』(1997)
社会現象(のちにパチンコ)にまでなったTVアニメの真の完結編。
オタク批判はさておき、繰り出される強烈なトリップ映像にはヤラれます。
“甘き死よ、きたれ”という挿入歌が好き、タイ版VCDにはカラオケが付いてました(笑)。

『マーズ・アタック!』(1998)
ティム・バートン監督の残酷な侵略SF、オフビートな味がたまりません。
ILMの視覚効果が完璧。
円盤群の飛行に流れるダニー・エルフマンの曲がいい。

『フェーンチャン ぼくの恋人』(2003)
タイの田舎町を舞台にした、回想式初恋もの。
子役良し、語り口も洗練され、当時のタイのヒット曲がたくさん流れます。

『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』(2004)
完璧に近いレトロフューチャー映像。
摩天楼、水に潜れる戦闘機、空中空母、流線型のロケット!

クロサワもオヅも無いけれど、ヲタクのベストなんてこんなモンだ。
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天下無双(无双)
映画マイベストの最後、10本目はこの映画。
香港の2002年度作品です。
明の時代。宮廷から逃げ出したお姫様が町の食堂に現れて、そこの兄妹と出会ってすったもんだ。
ジェフ・ラウ監督の、なんともポワポワしたムードがキモチいいミュージカル調ライトコメディー。
ネットの情報だと、元ネタはショウブラザースの人工美の極致みたいな中華ミュージカル(黄梅調)映画『江山美人』(1959)なんですって、勉強になるなぁ。
主演はトニー・レオン、フェイ・ウォン、ヴィッキー・チャオ(カワイイ)。

・・・なんですが、マイベストを決めたのがたしか2004年。
あれから2年経って、9本目までは不動ですがコノ10本目はちょっと怪しくなってきまして・・・補遺として、最後まで候補に残った&2004年以降に観て好ましかった映画を追加しこの項を終わりたいと思います。
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エクスプローラーズ
ジョー・ダンテ監督のジュブナイルSF映画の傑作。

少年3人が宇宙からのメッセージ通りにアレコレすると、不思議なフィールド(力場)が出来あがった。
これを使ってガラクタで組み立てた宇宙船に乗り大気圏突破、メッセージをくれたエイリアンに会いに行っちゃうのですが。

簡単に書くとこんな話ですが、『宇宙戦争』(1953)の効果的な引用、ジェリー・ゴールドスミスのワクワクするスコア、ILMの特殊効果の素晴らしさ(夜、ガラクタ宇宙船が飛び立つと眼下に広がるスモールタウンのミニチュア!)、タドンに蜘蛛足のへんなメカ、意表を突いたエイリアンの造型・・・とヲタクはツボを突かれまくり。
憧れのエイリアンに会った少年の幻滅感とか、すべてが終わったあと丘からスモールタウンを見下ろす晩秋の風景の描写なども良いです。

一般的には故リバー・フェニックスやイーサン・ホークの子役時代の出演作って事だけで語られるんでしょうけどね。1985年度作品。
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カメレオンマン
1920年代、狂乱のアメリカに現れた奇人・ゼリグ。
周りの人間に溶け込みたいと思うあまり、彼らに合わせて変身してしまう特異体質の男を描くウディ・アレン自作自演のフェイク・ドキュメンタリーです。
見所は当時の記録フィルムにアレンら出演者を合成し、あたかもその時代にいたと思わせてしまう特撮。
クレジットによるとスチルアニメーションらしいですが、まったく見事なもの。
のちの『フォレスト・ガンプ 一期一会』はこの延長線上にある作品といえるでしょう。
ことにヒトラーの演説会場に紛れ込むくだりは傑作です。
共演は当時のアレン夫人だったミア・ファロー。1983年作品。
DVD化されていないのかな?


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アトミック・カフェ
自分が今まで観てきた映画の中から10本を選ぶ試みもこれで7本目。
『アトミック・カフェ』(1982)は以前ウチのHPで取り上げたことがあるのですが、核ドキュメンタリーの傑作だと思います。
1940年代から50年代にかけ撮影された、記録フィルムやプロパガンダ映画(放射能は全然平気、みたいなノリのフィルム)を再編集した“面白うてやがて恐ろしき”一本。
黒い笑いを好まれる向きにはうってつけでしょう。

最初NHKでダイジェストが放送され、のちに劇場公開。
以前バンダイからビデオが発売されていました(右)。
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イレイザーヘッド
明るいパンコパから一転、今度はダーク。
デヴィッド・リンチの出世作です。
公開当時自分のダークサイドにビンビン来たですわ。
アングラなカルトムービーですが、ときどきユーモラス(いつまでも動かないエレベーター、脈絡なしにピクピク動きドクドク液を溢れさせるローストチキン)。
そして“赤ちゃん”!
これ作り物なのか、何かの生物を流用しているのか。現場ではスパイクと呼ばれていたそうですね。

1977年の作品ですが、日本公開は『エレファントマン』でリンチが有名になったあとの1981年でした。
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パンダコパンダ
タイの話ばかり書いていて、従来のカテゴリーの方がおろそかになっています。
映画マイベストは4本まで書いて、もう8か月も更新してなかったんですね。
せめてどんな作品がマイベスト10なのか、それだけでも書いておきます。

『パンダコパンダ』(1972)
『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』(1973)
東宝チャンピオンまつりでゴジラ映画と併映された小品ですが、なんとも至福のアニメ体験でした。
2本ありますが、ひとくくりにさせてもらいます。
当時パンダブームで、それに便乗した企画なのですが宮崎駿、高畑勲、大塚康生、小田部羊一ほかアニメの手練れが観た後すてきな幸福感をもたらしてくれます。
探したら、ウチにはビデオしかありませんでした。

| 映画マイベスト (ひとまず完結) ALL TIME MY BEST MOVIES | 11:22 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP

アギーレ・神の怒り
映画を観て、そうそう驚くこともなくなった20代のはじめ、たまたま観たこの西ドイツ映画には仰天。
開巻、霧に包まれたけわしい断崖を下りてくる豆粒のような人々をとらえたロングショットだけですっかりヤラれました。
役者に対する過酷な要求がスクリーンにみなぎって、ヴェルナー・ヘルツォーク監督とマカロニウエスタンでよく見かけた怪優クラウス・キンスキーの狂気のコラボレーションに目がはなせなくなります。

1500年代の中盤、黄金郷を求めアマゾン奥地に分け入る征服者ピサロの軍隊。
彼らが自然の猛威と原住民の攻撃で全滅する様を描いた物語です。
ラスト、筏の上で錆び付く大砲、一人また一人と弓矢で殺されていく兵士。
いつの間にかわらわらと現れる小猿の群れと狂気のリーダー役・キンスキー。
ポポル・ヴーの音楽も含め完璧です。

副読本代わりとして、ヘルツォークがキンスキーとの日々を回想したドキュメンタリー映画『キンスキー 我が最愛の敵』(1999)もお勧め。
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007 カジノ・ロワイヤル
ひと頃おバカ映画なんてくくりで紹介されていた一群の映画があったけど、これはその元祖的存在かも。
豪華スターを揃えたバカ騒ぎ、007なんかどこかへとんで行ってますね。
製作は1967年ですか。
この映画の何が好きかって、リチャード・ウィリアムスによるゴージャスなオープニングアニメとバート・バカラックによる名曲群ということに尽きるでしょう。
いつかは完璧盤サントラが出るんでしょうが・・・。
一番下に写っているのはバカラックのカヴァー盤、エンディングに流れる歌入りのオープニング曲が入っています。
意外に理解されていないのが特撮の出来、このロンドンに円盤形メカが着陸するシークエンスは当時人気の『サンダーバード』風メカ描写で僕は好きです。

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