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2015.06.28 Sunday
東宝・宝塚映画版『サザエさん』特集 第5作 『サザエさんの結婚』(1959.1) [4]
西野ノリオ (藤木悠) と浅利はま子 (横山道代) の、会費制結婚式。
やって来た学生たちの名が、当時の政治家や相撲取りのモジリというギャグ。
岸金助、佐藤平作、若野花夫 ! 役者名は不詳。
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2015.06.23 Tuesday
東宝・宝塚映画版『サザエさん』特集 第5作 『サザエさんの結婚』(1959.1) [3]
シナリオ表紙。
本作のスチル写真を所有していないので、いくつかの場面をシナリオから紹介すると。
東宝撮影所で、下宿人の新人スター・平目スナ子 (雪村いづみ) の撮影風景を見学するシーン。
江利チエミ演じるところのサザエさんが、食堂で江利チエミを目撃する。
ワカメに「そっくりだ」と冷やかされ、「あたし、あんな人に似てないわよ」とグチる、楽屋オチ。
合成なのか、カットつなぎ処理かは不明。
それ以前に、この珍場面は映像になっているのかな ?
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2015.06.19 Friday
東宝・宝塚映画版『サザエさん』特集 第5作 『サザエさんの結婚』(1959.1) [2]
立て看板サイズのポスター。
ずいぶんと荒いが、仕方なし。
わたくしも持っていないし、ネット上でも見かけないですね。
ポスターやスチルを お持ちの方が おられましたら、画像を どこかに提供してくださいませ。
同時上映は、堀川弘通監督の石坂洋次郎原作モノ『すずかけの散歩道』。
司葉子、津島恵子、森雅之、笠智衆、山田真二、星由里子ほか。
ひょっとしたら、『愛と希望の街』(1959.11 松竹) など初期の大島渚作品に出ていた、富永ユキのデビュー作 ?
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2015.06.14 Sunday
東宝・宝塚映画版『サザエさん』特集 第5作 『サザエさんの結婚』(1959.1) [1]
第5作は、1959年の正月映画第2弾として公開された。
『サザエさんの結婚』(1959.1) 宝塚映画、東宝配給
カラー・ワイド、90分、7巻・2459メートル。
サザエさん (江利チエミ) は やっと結婚できると思ったら、フグ田君 (小泉博) の大阪転勤で おあずけを食った状態。
そんな時、磯野家で結婚についての緊急家族会議が開かれた。
てっきり自分の事だとサザエさんはテレたのだが、お父さん (藤原釜足) が提案したのは、お母さん (清川虹子) と「結婚25年の銀婚式旅行に行きたい」という件だった。
むろん、満場一致の可決である。
サザエさんが両親を送り出したあと、大阪で旅館を経営する叔父夫婦・西野万造と ちえ (花菱アチャコと浪花千栄子) が、息子のノリオ君 (藤木悠) の勉学ぶりを視察に来た。
が、息子は酒とパチンコに熱中していることを知り、彼の本の間から女性とのツーショット写真が出てきてビックリ。
そんなノリオ君は、写真の太陽大学経済学部3年・浅利はま子さん (横山道代) との婚約を宣言する。
頭にきた叔父夫婦は学生結婚に大反対するが、サザエさんが調停役を買って出て、了承となる。
叔父夫婦は若い2人にアテられ、「自分たちも結婚して30年だが、新婚気分で2人きりになりたい」と無茶な要求を。
仕方なく叔父夫婦に留守番を任せ、サザエさんはカツオ・ワカメ (白田肇、松島トモ子と交代した猿若久美恵) と、父母の旅先である日光へ向うことに…。
彼女も、途中で出会った新婚夫婦たちにすっかりアテられ、つぶやいた。
「フグ田さん、早く東京へ帰ってきて」と。
フグ田君が、東京へやって来る。
待望の転勤か?違った。
九州旅行の時にサザエさんがライバル視した、フグ田君の友人でヅカガール・悦子さん (安西郷子) と、彼が勤めている東邦商事…東宝と書いたサイトもあるが、東邦らしい…社長 (志村喬) の令息・富岡君 (平田明彦) の結婚式に出席するためである。
サザエさんはフグ田君と一緒に結婚式に出席し、自分たちの式の参考にすることにした。
最初は、ノリオ君と はま子さんの会費1000円のチャッカリ結婚式だ。2人は会費徴収係に廻された。
次は、悦子さんと富岡君の式へ。サザエさんは思わず、祝辞の代りに社長へフグ田君と自分のことを話し、東京転勤を頼んでしまう。
マズかったかしら ? あとでサザエさん、すっかりショゲた。
ノリスケ同様に結婚して出ていった、ノリオ君のあと磯野家の二階へ下宿に来たのは、東宝映画のニューフェース・平目スナ子さん (雪村いづみ)。
初の大役で出演する映画も撮影中の、若手女優だ。
サザエさんのお父さんが、昔 世話になった方の娘だという。
彼女は、社長の入った人間ドックへ看護婦に化けて入りこみ、フグ田君の東京転勤の確定を直接 聞いてきてくれた。
新居をどうするか考えはじめたサザエさん。スナ子さんの転居が急に決まって、自宅の二階で新婚生活という段取りも付いた。
そんな時、フグ田君が美しい女性と買物をしていたという !
サザエさんは またしてもフクレたが、それは彼の妹の たい子さん (白川由美) だった。
「結婚式は ぜひ北海道で」という母親の伝言を持って来たのだ。
サザエさんとフグ田君の永すぎた春もやっと終り、2人は羽田から北海道へ向けて飛び立ったのである。
http://movie.walkerplus.com/mv25831/
より転載、一部訂正・改行。
http://www.ne.jp/asahi/gensou/kan/eigahyou41/
sazaesannokekkon.html
からは多くを得、ウィキも参照しました。
サザエさんも、ついに結婚。
カメオ出演も含む豪華な配役が組まれた、お祝いムードの作品だ。
本作公開の翌月、1959年2月に、江利チエミ本人も22歳で高倉健と結婚する。
映画と主演女優の人生がシンクロし、話題作りも事欠かなかったろう。
カツオ役の白田肇は そのままだが、ワカメ役が松島トモ子から猿若久美恵に交代。
前作で登場しなかった、柳家金語楼が山中老人役で再登場。
大阪の叔父夫婦の娘・環三千世は、恋人の山田真二と既に結婚しており、第6作以降にも登場する。
今回で最後の出演となる藤木悠と学生結婚する横山道代は、あまり知られていないが市川寿美礼のあとにラジオでサザエを演じた、サザエさん女優の1人でもある。
結婚式に呼ばれ歌を歌う学生たちに、佐原健二・江原達怡・加藤春哉が登場しているようだが、カメオ出演でクレジットに名は無いらしい。
江利とは三人娘シリーズで共演している盟友・雪村いづみが、若手女優役。
東宝撮影所で、雪村が出演する映画『素晴らしき結婚』の撮影 (彼女が歌うミュージカル場面) を見学するシーンでは、ワカメがサインをねだる俳優として加東大介と司葉子もカメオ出演。クレジットに名は無い。
『ゴジラ』で、志村喬が演じる博士の娘婿になるはずだった平田明彦。その2人が実際の親子役というのが、特撮ファン限定で面白い配役。
1作目で、甘味屋の看板娘役だった白川が、マスオの妹役で再登場。名は たい子、TVアニメではノリスケの妻の名だ。
三木東風という役で、三木のり平。夫人役は藤間紫。
悦子さんの父役・益田キートンも出演しているが、キネ旬の資料からは漏れている。
毎回違う役の森川信は、大川という社長秘書。沢村いき雄は、冒頭で風呂の薪に火を付けるサザエさんを手伝う (今度はホンモノの) クズ屋。
若水ヤエ子は、第3作でも看護婦役だったな。本作と同じ1959年には、日活で主演作「女中シリーズ」が作られている、当時の人気コメディエンヌだ。
資料では御用聞き役となっているが、脱線トリオの由利徹と南利明は、寿司屋店員とウナギ屋店員の役らしい。八波むと志は、今回出演せず。
丘寵児が、サザエさんのお父さんの友人・可児さんという役。
梅野公子は、第2作でフグ田君の母役だったはずだけど、東宝データベースでは山中老人の妻役として記載されている。
実際は どうなのか ?
ほかに宮田羊容、広瀬正一、ダーク・ダックス、日劇ダンシングチーム。
キネ旬の資料には、中年男役で市村俊幸の名があるけど、東宝データベースのキャスト表には無い。カメオ出演とは思えないが…。
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2015.06.11 Thursday
東宝・宝塚映画版『サザエさん』特集 [番外 2]
『えり子とともに』から1年のち、小泉博の本格デビュー作がコレ。
『青春会議』(1952.1 東宝) である。
山村聰、杉葉子、岡田茉莉子、伊豆肇らが出演。
電柱に貼られたポスターを見て、依田家の家庭教師となる学生の役だった。
石坂洋次郎原作 杉江敏男監督の、今は語る人もいない映画だが、当時は若い観客を集めたことだろう。
東宝で、黒澤や成瀬組の常連というような格ではなかったけれど、一介の青春スターで消えることなく天寿を全う。
小泉博、悔いなき人生だったのでは。
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2015.06.06 Saturday
東宝・宝塚映画版『サザエさん』特集 [番外]
先日亡くなった小泉博の映画デビュー作について、ちょっと調べていたが。
1949年から52年までNHKで放送された、ラジオドラマ (放送劇) のヒット作を映画化した『えり子とともに』(1951.1 藤本プロ、新東宝配給) だった。
タイトル表記の微妙な違いに気付く。
劇作家・内村直也 (1909 - 89) によるラジオドラマは、新聞の番組欄表記だと「えり子と共に」「えり子とともに」が混在。
国会図書館に収蔵されているシナリオは「えり子とともに」。
宝文館から出版された内村によるシナリオ集 全10冊は、「えり子とともに」である。
映画は、シナリオ集と同じ表記なんだ…
と、思ったのも束の間。
JMDBでは、『えりことともに』と ひらがな表記されているじゃないか。
しかも、1月から2月にかけ2部作で公開されていた !
2部作は ともかく、表記は どっちがホントなの ?
二番館のチラシを発見。『えり子とともに』が正しいようですね。
ラジオドラマは、1949年10月5日スタート (ネットでは、1948年スタートになっている記事もあるが、コッチが正しい)。
声の出演は、えり子役が劇団・民芸の
阿里道子 (アリミチコと読む)、その父に小沢栄 (小沢栄太郎の別名)。
七尾怜子、山本安栄、宇野重吉、杉村春子、田村秋子、松本克平、村瀬幸子、加藤治子、芥川比呂志、久米明、南美江といった豪華なメンバーも出ていたらしい。
東京の山の手に住む、大学教授の父を持つ河村えり子が主人公。
作者が意図したのは、父と娘のシチュエーション・ドラマだった。
戦後すぐの厳しい時代。
母が亡くなったあと、父はえり子の成長を優しく見守りながら、いずれ結婚して家を出ることになる娘との会話を、複雑な思いで楽しんでいる…。
えり子が1人娘と書いたサイトがあるけど、姉弟がいる。
番組が長期化し、えり子は就職する展開となった。
映画は、ラジオドラマ放送中に制作されたわけだ。
内村も参加、井出俊郎とシナリオを共作した。
えり子役は、角 梨枝子 (スミリエコ)。リエコが えり子を演じていたのか…。
1927年生。広島出身で、父は広島大学教授。1945年8月6日に被曝しているという。
大阪音大卒、ミス・ヒロシマとして東宝入りした。
同郷の杉村春子の知己を得、文学座で演技勉強。
健康美人タイプで、家柄的にも えり子役にピッタリだった。
脇に廻ったあとも映画各社・テレビで70年代中盤まで活躍。
2005年没。
ラジオドラマで小沢が演じた父は、山村聰に。
監督は千葉泰樹が予定されていたようだが、豊田四郎に交代。
仲良し一家の母が亡くなってから、姉は劇作家と結婚し、弟も家を出た。
大学教授の父が再婚するのしないのの話が持ち上がり、ファザコンらしい娘のえり子は、何だかモヤモヤしたりする…
というようなストーリーらしい。
シナリオ集に載った、内村直也を挟んで2人の えり子…角 梨枝子 (左) と阿里道子…が写った貴重な1枚。
この時期、柴田早苗 (当時、NHKラジオのクイズ番組「二十の扉」に出演、勘の良さで人気が出た女優。叔父は、浜辺の歌 や かなりや の作曲家・成田為三。日劇ダンシングチーム出身で、森コンツェルンの森暁と結婚。2004年没) の えり子役、伊志井寛の父役で舞台化も されている。
1969年にはNETで、一部設定を変えテレビドラマ化。これに併せ、別の女性ライターが書いたノヴェライズ版も刊行。
えり子役は内藤洋子、父は山村聰が再び演じた。
石立鉄男や山本紀彦、前田吟も出演。
小泉博の話に戻るが、ウィキによると彼は、
慶應義塾大学を卒業しNHK入局後、大分放送局に配属。
1950年9月、休暇で上京した際に、軽い気持ちで藤本眞澄が代表を務める藤本プロ制作『えり子とともに』フレッシュマン募集に応募し、3人の合格者の1人に選ばれる。
という経緯で俳優となった。
キネ旬やJMDBのリストに名は出ていないが、JMDBに俳優名が空白の役が ひとつある。
これが、小泉の役だったのでは ?
鎌倉育ちの小泉、いきなりの地方勤務は向いてなかったか。
自局ラジオドラマの映画化なので、NHKも宣伝になると、快く彼を送り出したのでは。
また、選考に当たったかどうか不明だが、作者である内村直也は、小泉と同じ慶應出身であった。
以下、調べていて面白かった余談。
ラジオドラマ・映画とも、同作の音楽担当は芥川也寸志であるが。
内村 作詞、中田喜直 作曲によるラジオドラマの挿入歌・雪の降るまちを (雪の降る街を と書かれる場合があるが、ウィキ表記はコレ) は、作品のタイトルが忘れられても、後世に残ったようだ。
なんでも、「えり子とともに」1951年12月26日放送・第114回のリハーサル後、「どうやら時間が余りそうだ」ということで,急遽作られたという。
会話ではなく歌で時間を埋めようとする急場しのぎで、名曲が誕生するというのも凄い話 !
雪の降るまちを 雪の降るまちを
想い出だけが 通りすぎてゆく
雪の降るまちを
遠い国から 落ちてくる
この想い出を この想い出を
いつの日か包まん
温かき幸せのほほえみ
生放送の劇中で歌われたのは ここまでで、2・3番は後付けらしい。
また、一部歌詞が今と異なっていた。
のちにテレビの『みんなのうた』でも取り上げられ、表記は 雪の降る町を (1961年12月バージョン) → 雪の降るまちを (66年12月バージョン) と変更され、今に至る。
えり子が勤めている会社 (業種不明) で本社と工場の対立があり,その宥和を図ろうと,会社の正月の演芸大会に本社と工場の混成メンバーで劇をやる運びになる。
劇のタイトルは「花咲く丘」。その中に登場する歌だった。
練習中の場面で、花売り娘役の女性社員 (南美江らしい) が歌うのが最初。
そして、この回の最後に全員の合唱が流れ、ラストは えり子の年末あいさつになったという。
曲が評判になり、1953年2月に「ラジオ歌謡」という番組で歌ってレコードにも吹き込んだのが、ヲタクにはカルト恐怖SF映画『吸血鬼ゴケミドロ』のみで知られるシャンソン歌手・高英男である。
1951年、ラジオで活躍する女優を集めた雑誌座談会で「男が とろける」「結婚適齢期の男性にピッタリ」と評された、えり子役・阿里道子の声。
ラジオドラマの大ヒット中、阿里と芥川也寸志の間にスキャンダルが発覚 ?
生涯に3度結婚した芥川だが、当時は東京音楽学校で出会った山田 (間所) 紗織と最初の結婚をしていた。
スキャンダルが原因かどうかは不明なれど、音楽は中田に交代。第114回の頃は、既に交代していたのだろう。
また、放送中かどうかは不明なれど、阿里は今でいうストーカー被害に遭ったという情報も。
「えり子とともに」放送時間は、毎週水曜日の21時から、30分間。
途中で21時15分スタートに変わり、最後は木曜日の20時30分に移動。
完結した翌週の1952年4月10日から、放送時間に女湯が空になったという都市伝説をもつ「君の名は」が後番組としてスタートする…。
氏家真知子役は、えり子役の阿里道子が続投し、1954年4月まで務めた。
これほどまでの人気を誇った、阿里の その後だが。
ラジオ・舞台出演は多数あるだろうが、不明。
映画は、鰐淵晴子が美少女すぎる『ノンちゃん雲に乗る』(1955.6 新東宝) でナレーションを担当しただけ。
あとは1952年から61年にかけ、黎明期のテレビドラマ出演作が14本ほど確認出来る。
最後の作品は、1961年1月放送の単発ドラマ『2 in 1 ツーインワン』(NTV) の助演。
正月だけに山村聰、岡田真澄、有馬稲子と出演者も豪華、シナリオはキノトールであった。
NHK出身で放送界の生き証人・黒柳徹子さんに消息を尋ねたいものですが、結婚引退されたのでしょうか。
阿里さんが、東京で住んでおられる町の歴史をまとめたHPに、写真を提供しているのを見つけた。
健在だと思われる。
そういえば、ラジオドラマ「君の名は」冒頭の
「忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ」
オリジナル・ナレーションは、若き日の来宮良子だって。知らなかった !
20時30分からの放送を聞くため、女性が家に戻りラジオに かじりついていたとするなら。
当時、家風呂のない一般家庭の女性は、家事を済ませ20時 (夜8時) ごろに近所の銭湯へ行くことが多かったんでしょうなぁ。
※ 参照
池田小百合 なっとく童謡・唱歌
http://www.ne.jp/asahi/sayuri/home/
doyobook/doyo00nakata.htm
は、雪の降るまちを や えり子研究の要と言えるサイト。
ここから孫引きしたトリビアを載せたサイトが多いですけど、間違った引用も見られますので、御注意。
http://ameblo.jp/lysling/theme-10090270674.html
や
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=
cache:8W-Oc18_vaIJ:http://notenkiexpress.blog95.
fc2.com/blog-entry-637.html%2B%E3%81%88%E
3%82%8A%E5%AD%90%E3%81%A8%E3%81%
A8%E3%82%82%E3%81%AB&hl=ja&rls=GGLD,GGLD:2004
44,GGLD:ja&prmd=ivns&strip=1
から、多くの情報を得ました。多謝。
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2015.06.04 Thursday
東宝・宝塚映画版『サザエさん』特集 第4作 『サザエさんの婚約旅行』(1958.8) [6]
1958年7月の唐津新聞に掲載された、佐賀・唐津ロケ風景の写真。
右から、白田 江利 小泉 安西。
右から、白田 江利 小泉。
ネット上から拝借しました。
唐津くんち の大きな曳山が、ポスターにも写っていましたね。
実際は、くんち (九州北部における、秋祭り・収穫祭の呼び方) の名のとおり、唐津神社・秋の例大祭に登場するのですが、撮影のため7月に地元が協力した模様。
唐津ロケ・曳山が登場する東宝系の作品には、社長シリーズ30作目『社長えんま帖』(1969.1) もあります。
上の写真にも写っている、フグ田君 (4作目の段階では、資料にマスオの名が書かれていないため、こう表記しております) 役の小泉博が、5月31日に亡くなりました。
享年88、大往生と言えるでしょう。
父が政治家という名家の出で、NHKアナウンサーから東宝の俳優に。
青春スターとして活躍、『モスラ』あたりから特撮モノの常連となる。
テレビではドラマ出演よりも、『クイズグランプリ』(1970 - 80) 司会が有名。
後年、クイズ司会で名を上げた児玉清も東宝の俳優出身ですから、小泉はこの分野で先達と言えるでしょう。
俳優組合系の仕事にも従事。
最後の映画出演は2009年11月公開、広末涼子・中谷美紀主演『ゼロの焦点』だったようです。
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2015.06.01 Monday
東宝・宝塚映画版『サザエさん』特集 第4作 『サザエさんの婚約旅行』(1958.8) [5]
スチル写真。
うしろは浪花千栄子、花菱アチャコ、カツオ役の白田肇か。
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2015.05.28 Thursday
東宝・宝塚映画版『サザエさん』特集 第4作 『サザエさんの婚約旅行』(1958.8) [4]
もう1種類の立て看板サイズ ポスター。
惹句は、新婚旅行の練習です ! 心臓娘のサザエさん 嬉し恥かし失敗続き !
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2015.05.26 Tuesday
東宝・宝塚映画版『サザエさん』特集 第4作 『サザエさんの婚約旅行』(1958.8) [3]
立て看板サイズのポスター。
惹句は、婚約者 (フィアンセ) と楽しい旅が花嫁試験で サザエさん びっくり仰天 !
ワカメ役の松島トモ子がカワイク写っているけど、本作で降板。
猿若久美恵に交代する。
[2]に貼ったポスターでは、花菱アチャコ表記だったが。
こちらでは単にアチャコ。
実際のタイトルでは、どうなっているのかな。
トニー谷を「トニー・谷」、伴淳三郎を「伴淳」と表記している誌面・映画もある。たけし だって、ビートたけし と北野武を使い分けているからね。
芸名表記は、時々で (出演する場所…映画・テレビ・舞台…で変えたり、演出する側に立った場合に変えたり) 移ろうものなり。
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